こわーいオバサン。
いやぁ、忙しい一日でした・・・移動が分刻み。
四時からのピアノの発表会に間に合うように、仕事帰りに花屋に寄ってアレンジメントを受け取り(先生へのお礼)、帰って着替えて娘を拾って会場へ。
写真撮影ぎりぎりセーフ!
小さい子たちの可愛いこと。娘もあんなだったのよねぇ。
制服姿のお姉ちゃんたちが弾く、クラシックのピアノの旋律にウットリしたっけ。今では娘がそう思われるようになったんだわ・・・・ウルウル・・・
中三の子と連弾を一曲、発表会のトリでベートーベンの”悲愴”第3楽章を演奏。
中盤ミスタッチが何箇所かあったけど、立派立派、よく頑張りました!
コンクールと違って発表会は多少気が楽。お楽しみ会の雰囲気も否めません。小さい子たちの可愛いタッチも微笑ましく、ぎこちないお辞儀もまた可愛らしい。
子供や孫の晴れ舞台を楽しみに、皆さんこの日を迎えた訳です、が・・・
友達の子供の演奏を聞きに来ていた、子供三人連れのお母さん。一番下の子は2歳か3歳くらいでしょうか。いやいや、一人で三人見ながら、前から3列目の席に陣取って大丈夫?とハラハラしていたのだけど・・・
案の定、飽きてしまって泣き出すわ、走り回るわ、ひっくり返るわ。。。
でもね、子供に罪はありません。
大人の都合でジッとしていろと言われても、子供にとっては苦痛で仕方ないのですから。だいたい2、3歳の子の集中力なんて5分がいいところ。
子供を黙らせるのにガム!(ありえないでしょ!)食べさせて。口から出したり伸ばしたり、椅子や隣の席の人にくっ付きそうで、これまたハラハラして演奏を聞くどころではありません。
またまた大声で騒ぎだした子供たちに「もう、帰るから」「アイス買ってあげるから」の繰り返し。今始まったばかりだっていうの!
ジッと捕まえてると騒ぐ子供に業を煮やしたのか、走り回らせて知らん振り・・・・
何を隠そうワタクシのすぐ前の席での出来事。
私だってその昔、子育てしていましたよ。そのお母さんの気持ちが分からないでもありません。でもね、騒ぐ子がいると分かっているなら、ドアの近くの後ろの席に座るとか、泣き出したり大声上げたりしたら、聞きたい気持ちも分かるけど、会場の外に子供を連れ出す勇気も必要でしょ? 公共の場で小さい子にガム食べさせるも有り得ないし。その場逃れの言葉なんて、子供にはお見通し。
自分はママ友達と子供を放って(諦めて?)喋ってるし!演奏中だっていうの!
重ねて言うけど、子供に罪はありません。
土足で椅子の上をジャンプしたり、お母さんの背中によじ登って肩車したり(私の目の前で!)、お菓子の袋を音を鳴らして振り回したり。
ここはお宅のお茶の間じゃぁないのよ。
何ヶ月も前から先生は勿論、親にも叱咤激励されて、遠くから来ているお爺ちゃんお婆ちゃんにも晴れ姿を見せるために、子供たちも一生懸命練習してきたの。
ピンヒールのブーツ履いて足組んで、腕組みまでしてガン飛ばしている、後ろのこわーいオバサンの視線にようやく気づいたようね。っていうか、周りの人たちの刺すような視線に気づかない(気づいていないふり?)のが凄い。
「躾してないんじゃないの」
私の隣に座って、自分の出番を待っていた娘のキツーイ一言。
そのお母さんに聞こえたのは間違いありません。それから暫くして泣き叫ぶ子をひったくって会場の外にあやしに行きました。
そのお母さんの上の二人の子供たちは、それほどでもなかったわけ。ジッとはしてなかったけど、年嵩あるぶん聞き分けいいし。(う~ん、それでも煩かったけど)
家と外。お茶の間と公共の場。
小さい子供もバカではないのです、親の曖昧な態度なんて小さい子の方がお見通し。
同じ状況でも、なるべく静かにさせているお母さんも沢山いたしね。
自分が大変な思いをするなら無理はしないほうがいいし、こういった場に連れて来るなら親も覚悟は必要。周りが黙って許してくれるなんて大間違い。
ダメなことはダメ!とはっきり言わなきゃ、子供なんて大人の思惑をすぐに感じ取って、逆手に出るイキモノなんだから。
私ははっきり言って厳しくてこわーいオバサン。娘が世界で一番怖い、って言うのも納得。
そしてうちの娘も将来は 【こわーいオバサン】 の予備軍でしょう、きっと。
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