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2006年3月 2日 (木)

いよいよ

忙しくなりつつあります。

仕事は相変わらず、というか、挨拶、引継ぎ、年度初め。明日も自分の仕事が終わってから、夕方から夜まで青森市で会議。明後日も同じく一日会議。。。

昨日は嬉しかったなー。”津軽手踊り”のお師匠さんのKさんがいらして、前から観たいとお願いしていた踊りのビデオを持ってきてくださった。

郷土芸能の”津軽手踊り”は、日本舞踊に指や手の動きをつけた美しい踊り。

見せ場は”手”。 Kさんの手は、柔らかくて白くて(日焼けしないよう気をつけてる)、よくしなり、力強い。どの踊り手さんより手が生き生きしている。もって生まれた柔らかさも才能なんだそう。

タイの踊りは手と目で言葉や感情を表現するけれど、”手踊り”も体の動きとともに、手が重要な役割をしているようです。指の先まで力を入れて表現するので、二曲真剣に踊ると、箸が持てないそう。。。むしゃくしゃした気分で踊れば、振り付けを完璧に踊っても、踊りに情感が篭らないことも。生徒レベルではそんなことがあっても、お師匠さんは舞台に上がったら、直前の感情は全部切り捨てられる、踊りに没頭して当たり前。う~ん、カッコイイ!!

猫と韓流ドラマが大好きなKさん。でも、仕事の話は更に生き生きと語ってくれる。仕事柄、着物の知識も豊富だし、話題を提供するどころか、いつも話に引き込まれるのは私のほう。

自分に厳しい人なだけに、私も随分勉強させてもらいました。一度心を開いて親しくさせてもらうと、少女のような仕草や笑顔も見せてくれる本当に可愛い女性です。

「寂しくなるねぇ」 後ろを向いて鼻すすってました・・・

秋に東京の武道館で、全国民謡大会があります。四月末の代表権獲得大会に向けて、生徒さんの指導に熱が入ってるこの頃。

「武道館に出れたら、絶対見に来てよ!」 行きます、行きますとも絶対!

バブルの頃は関西でも多く仕事があったのに、って。。。

郷土民謡好きな関西の方、パーティその他記念式典など、ぜひ、艶っぽくて粋な”津軽手踊り”を演目に入れてみてはいかがでしょうかっ

お客様に可愛がってもらってここまで育ててもらいました。仕事を通して、尊敬できる素敵な女性と沢山出会えた私はなんて幸せなんでしょう。

Kさんがお帰りになって、堪えきれずにもうボロボロ・・・・マスカラもドロドロ・・・

今もタイピングしながら、涙が止まらないわぁーー。。。Kさん、素敵な時間を本当にありがとう。

忙しいのは苦にならないんだけど、重なる時は色んなことが重なるものですね…何もこんな時に。。。

待つ間も淡々と時間は過ぎていくし、やることは段取り良くこなしていかなければならないし。くよくよしてても仕方がないしね。

成るようになるさ。でも、成るようにならなかったら・・・?・・・その時は覚悟を決めましょう。

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