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2006年7月28日 (金)

ヨクガンバッタで賞

娘の活躍を見にオジーチャン・オバーチャンをお誘いして、神戸文化ホールで行なわれた兵庫県吹奏楽コンクールへ行ってきました。

実は仮入部したバレー部を辞めて、吹奏楽部に入部していたのです。

バレーは好きで下手なりに頑張ってはいたけど、小学生バレーから続けている子達のレベルとは相当かけ離れている事、何より顧問がどうしても好きになれない、と。。。

家に帰っても親には涙を見せなくなる年頃。ベッドの枕元に重なるティッシュの山を毎朝片付ける度、弘前の友達が恋しいのね…なんて暢気に思ってた母。

「泣きながら部活してるらしいよ」 他所から聞こえた娘の様子に驚きました。

転校早々、部活で挫折して学校へ行けなくなったら…! ”辞める”という選択もあることをそれとなしに言ってみたところ、考えたようです。

バカ正直なんだから、辞めるんだったら朝練なんて行かなくていいのに。朝練終ったところで顧問に退部を報告。その時の顧問の様子を聞いて、辞めて、辞めさせて本当に良かった、と思いました。。。父兄にも子供たちにも人気がないのがよ~く分かりましたね。先生といえども人間なんですね。聖職と呼ばれる職業は、はるか遠い昔に消え去ってしまったんでしょうか。(いえ、子供に向き合って頑張っておられる先生も沢山知ってはいます。)

ここで多くは語れないけど、苦い経験したことは後できっとプラスになるはず。

親にとってはバレー部でも吹奏楽でもなんでもいい。新しい環境で早く友達を作る大きな手段が”部活”だし、自分の居場所を早く作って学校に馴染んで欲しい。。。

二年生から吹奏楽を始めて、いきなり同級生に追いつく事は出来ません。一年生と同じ扱いでも平気なのか、自分のやりたい楽器が必ず出来るわけではないということも話し合って、娘は随分考えてから入部届けを出しました。

マンモス校の人気の部は、総勢100人以上の大所帯。ここでも転校生は扱いに困ると。。。忙しい先生方は中途半端が嫌いなようで、どうやら転校生は部活に入る事も覚悟がいるほど厳しいようです。(神戸体操に良く現われてる!)

バレー部でも吹奏楽部でも、友達はみんな受け入れてくれました。始業式の朝に一人で登校したきり、いつも友達が一緒に登下校してくれています。

一緒に笑える仲間がいるんだもの、もう負けない、と。

パートはパーカッション。メロディの奏でる楽器が吹きたかったらしいけど、決まった以上我が儘は言えないし言っちゃいけない、チームの中の自分の役割と居場所を大事にしなさい、と親バカな母は余計な助言。でも無言でうなずいてました(^-^;

一年生はほぼ見学のようでしたが、二年生主体のBバンドで今日のコンクールではパーカッション担当でドラムを叩きました。ペンダコは作った事ないのに、スティックダコを作って絆創膏貼ってたりして。。。

「出番少ないから見に来なくていいよ~」

なぁに言ってんのよ。ここまでの紆余曲折はアンタ一人で乗り越えたわけじゃないでしょっ!オカーサンに晴れ姿見せないでどうすんのっ!?

曲目は【薔薇の謝肉祭】

会場行って初めて知りました(^◇^;)

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