さくら
夜の桜は、灯りの少ない街頭の光も反射して、白く浮き上がっているように見えます。
夜の空気に香りが圧縮されて、枝の下を通るとほのかに桜の匂いが。。。ジャンプして一枝触ろうとしても届かない。
いつも忘れずにこの季節に花を咲かせてくれる、桜。
想い入れの深い、私の大好きな花。
普段目にも留まらぬただの木も、この季節に花を咲かせて、その存在を知らせてくれます。
散り方が潔くて好き、と言う人も多いですね。でも、普段は地味で目立たなくても、ここ一番に絢爛豪華に自己主張をする姿が好きです。
北区藍那の小さな小学校。満開の桜の木が数本、小さな校舎を守るように咲いていました。いつも車で通る道、桜が咲いていなければ見過ごしてしまう小さな谷間の小学校。
昔の国語の教科書に載っているような風景。
今でも覚えている、小学校一年生の時の国語の教科書の一ページ目は、
「みえる、みえる、はるみさん。」
なだらかな緑の丘に遠く桜の木が数本、小さな女の子がその遠景を望んでいる姿の挿絵。
それぞれの場所でお気に入りの桜を眺めて、花を通して桜通信。見上げる桜は違っても、想うココロは花が感じてくれるでしょう。
さくら、さくら。神戸の桜はほんのりピンク。弘前の桜は、もう少し色白。
今年は写真に撮らずじまいで、ちょっと寂しいかな。
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