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2007年6月26日 (火)

くちなし

梅雨時の花で一番に思い浮かべるのは、紫陽花。神戸の紫陽花は種類が豊富で色も様々。

そしてこの季節、甘くて芳醇な香りを溢れさせているのが、くちなしの花。

湿度の多い重い空気を、もっと濃厚にするような官能的な匂いとは裏腹に、真っ白な花は慎ましやかで清潔感が漂う。

私が理想とする女性の姿を、くちなしの花に重ねます。

ただね、花の散り際が美しくないのよ。花びらが茶色に縮んでしまうのは、見苦しい。

生も恋も、強い香りを発するほど全て謳歌して、精根尽きてしまった茶色い花。花吹雪となり、散り際まで人々を魅了するサービス精神旺盛な桜よりも、自分の為だけに生を全うした、くちなしの花。

道路とマンションの敷地を隔てる生垣が、くちなし だったと気づいたのは、その白い花の芳香を嗅ぎ取ってから。

朝よりも、夕方の方が強く香ります。

くちなしの香水、欲しい。

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