最後の大舞台
「吹奏楽部100名、心を込めて演奏します!」
運動部の三年生が、殆ど夏休み前に部活動が終っているのに対し、吹奏楽部は今日の文化祭が、最後の大舞台で最後の活動。
体育館内は、パイプ椅子席に座れない人々で溢れ返って、凄い熱気。座れたのは本当にラッキー!立ち見の人々が壁際をぐるりと囲んでいました。
① シーゲート序曲 吹奏楽のために作曲された曲。
② 『のだめカンタービレ』コレクション テレビドラマに登場したクラシックの数々をメドレーに。
③ スクリーンミュージックメドレー 先生のお好みでしょう、ほぼ同年代!?「ミッションインポッシブル」「タイタニック」「インディージョーンズ」などなど、父兄好みのスクリーンミュージック。
④ インザムード パートごとのパフォーマンスが面白い。マーチングバンドのようです。
その他、祭りバージョンと称して、サブちゃんの「祭り」を熱唱する先生や「お祭りマンボ」娘のデュエット。エンディングはコブクロの「永遠にともに」。
エンディングでは各パートの三年生が独奏し、後輩から一人一人キラキラのレイを首にかけてもらいます。。。演奏しながら涙を袖で拭う子、ライトで頬が光っている子。。。私も鼻の奥が痛くなってきました。
私の隣に座った高校生二人は吹奏楽の先輩のようで、目の前の中学生と同じように涙を拭っていたのでした。
「ありがとう。後輩のために泣いてくれて・・・」 心の中で隣の女子高生達に感謝の気持ちでした。もしかして当時のことを思い出していたのかもね。
夏休みから、試験の前の週以外は土日も終日部活でした。土日の塾のオプション講座やゼミなども、入金したのは良いけれど行かれず仕舞い(もう、勘弁して!)。
二年生からの吹奏楽。大所帯で人間関係も大変のようでした。
帰宅すると、電気も点けない暗い部屋で、ソファとテーブルの隙間に亀のようにうずくまって泣いていたり。学校での鬱憤を晴らせるのは家の中だけ。ワガママもエスカレートする日々。何度学校へ行きたくないと泣かれた事でしょう。。。
昨日の朝、「今日が最後の部活だね」と声をかけたら、「なんか終りたくない気持ち…」、だって。あんなに嫌だ嫌だって言ってたのに。
練習も人間関係も、苦しかったからこそ今日の晴れ舞台で泣けたのよ。投げ出さず本当によく頑張ったね~!オカーサンも終ってホッとしたよ!
娘の汚い机の上には、中途半端に隠された後輩の子からの手紙が数通。いけない事とは知りつつ、時々チェックしていました。…けっこう慕われてるのねぇ。。。辛い部分しか見せられてこなかったから、なんだか安心したりして。
中学の良い思い出が出来たじゃない。
鑑賞に来ていた父兄の人々も「良かったなぁ~」「毎年すばらしいなぁ~」と感心していました。私もちょっぴり鼻が高かったわ。
楽しませてもらいました。娘よ、ホントにありがとう。
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