ピアノの森
映画も観たんですが、昨日の夕方娘とDVD鑑賞。
コミックは、”のだめ”よりずっと面白いと思った私。音楽をコミックで表現するのは難しく、娘は一・二巻読んでお終いでした。
全篇に流れるオーケストラも、素晴らしくストーリーを盛り上げてくれています。
生まれながらにして天才的な音楽の才能を持った野生児の 一ノ瀬海 と、恵まれた環境に自らの宿命を重荷に感じながらも、重ねた努力で才能を高める 雨宮修平。
天才と秀才。
この分かりすぎるほどのキャスティングが、アニメの醍醐味ですねー。芸術を素材にしたストーリーには不可欠です。
映画の終盤、コンクールの課題曲を見事に演奏しきった 雨宮修平クンに、「すごい!ものすっごい上手~~!!」とテレビに向かって拍手した娘。。。その単純さに、私がアナタに拍手したいわー
深い森の中で、月光に浮かび上がるグランドピアノ。野ねずみの観客。モーツァルトの亡霊たち(一人は、小学校の室内履き!)。
小さい頃から音楽教室に通い、田舎のコンクールとはいえ、その緊張感と長い練習期間のしんどさを何度も味わった娘は、いたく感動していました。
「弾きたい!弾きたい!この課題曲!」
DVDが終ると、耳で覚えたモーツァルトのソナタのフレーズを何小節か弾いてましたが、がさがさ楽譜集を探してたと思ったら、あったようです!
上記のリンクは、ピアニストによる素晴らしい演奏です。(著作権切れてますのでご安心を…)
映画に心奪われて、ピアノ熱が盛り上がってしまったようです。
普段は遊び弾きばかりなのに、自ら弾きたい!と思う曲には、慣れないタッチがもどかしげでも積極果敢です。
夜遅くに塾から帰ってきた後も、ヘッドフォンを着けて暫く練習していました。私は知らん振りして、ずーーっと本読んでましたが。
珍しく今朝は早起きしたと思ったら、「オカアサン、聞いてぇ♪」
おぉぉ~~・・・。ちゃんと第一楽章が弾けてました。あんた、やるねぇ~。
しか~し!その集中力を本来の今の立場に置き換えられないもんかしらね!!来月初めには私学の受験でっせ、お嬢さん!
朝早くから、ご近所にはご迷惑をおかけしました^^;
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