椿 三十郎
愉快・痛快・娯楽時代劇でした!
黒沢 明監督のリメイクということで、現代版 椿 三十郎 はどんな演出がしてあるのか楽しみでした。
主演の織田裕二。むさ苦しくも腕と知恵の立つ素浪人役がぴったり。豪快な笑い声とオーバーな表情が、踊る大捜査線とは全く違った印象です。
汚職の濡れ衣を着せられたうえ拉致された城代家老を、妙な縁から知り合った若い下級武士たちと、不正を働く上級役人達から奪還するという物語。
切羽詰った場面なのに、家老夫人と娘の世間知らずなスローモーなテンポが可笑しい!
織田裕二の殺陣のシーンも、凄みがあってカッコイイ!
ライバルである室井半兵衛役の、豊川悦司のクールさがまた素敵。余談ですが、彼のキンチョールのCMが好きです(長く効くか、遠くまで飛ばすか、ってやつ)。
黒沢監督のオリジナルは観たことがありませんが(前編?となる”用心棒”だけはテレビで観たことがある)、比較することなく、新しい 椿 三十郎 として楽しむことができる映画です。
救出された城代家老は、藤田まこと でした。武士の髷を結った藤田まこと は、役が違っていると分かっていても 中村主水 に見えます。
時代劇、大好き!
次は 壬生義士伝 を観る予定。通勤の共に、原作を読んでいる途中です。
観てから読むより、読んでから観たい私。
椿 三十郎の原作は映画とかなり違うらしいから、観てから読むというよりは、違う小説を読む感じになるらしい。これまた古本屋で探してみようっと。
楽しみ、楽しみ。
« リーグ優勝! | トップページ | 年に一度と月に一度 »
「映画やテレビ」カテゴリの記事
- 鑑賞!(2006.07.19)
- フットルース(2006.09.05)
- レディスディ♪(2006.09.27)
- ”あいるけ”観ました(2007.08.29)
- ハケンの品格(2007.10.08)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント