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2008年6月25日 (水)

ひとりごとだと思って読み流してください

この ぷりん・a・la・もーど。 の古い読者の方なら聞き及びのある、天真爛漫で世間の常識からかなりずれている、私の友人 ”ズマ”のお話。

ズマは近々、四度目の結婚をするそうです。

一回だって、なかなかそうそう決断してスムーズに事が運び難いのに、四回も。芸能人も真っ青です。まぁ、今までは二度籍を入れて、三度目は未届だったのですが。

一度目から事情をよく知っていますが、三度目の仲間内の結婚式では、神父さんのように、結婚に対する二人への言葉を述べる役を仰せつかった私。しかし、三度目の夫は性格破綻者だったのです。。。危ういヤツだなぁとは思いつつも、まさかそれが現実になろうとは。。。

ズマの家族をも巻き込んで、家族の断絶にまでも発展してしまい、日常的にも向精神薬を手放せなかったズマは、極度のウツ状態に。。。二度目の結婚が破綻した時に、ウツから生還できたのは、実は三度目の夫のお陰ではあったのですが。。。

全く、【事実は小説より奇なり】を地でいくようなズマの人生。ズマも、ズマの家族も、継ぎ接ぎだらけのボロボロでした。

腐れ縁の私も、ここ数年は振り回されっぱなし。

一昨年の夏、ズマとの関係を一旦ゼロにしようと心に決めてから、私からは一切連絡を取りませんでしたが、去年の夏に『元気になったから逢いたい』とメールをもらい、悩みながらも帰省の折に時間を作って会いました。

仙台と神戸の距離が、私には都合が良かった。

会って、やっぱりズマとはもうお腹一杯だと、改めて思ったのでした。

寂しいんです、誰かに頼らないと生きていけないんです、思ったことを行動に移さないとじっとしていられないんです、注目されたい、愛されたい、愛したい!!

人に対する想いが、1から10までの幅があるとしたら、ズマはいつも10。年齢詐称まがいの奇抜なファッションや、突拍子も無い行動も、自分に正直に人生MAX状態で駆け抜けて生きている証拠。

ズマの元々の性格も勿論あるけど、二十年近い心の不安定さからくる病気のせいでもあるのです。

先月、また交通事故を起こし(今度は自爆ではなく、相手にぶつかられたらしい)、怪我の状態がそれほどでもなく、入院中は暇だからと何度か電話をくれていました。病室で彼氏とコスプレごっこ?してる写真も送ってくれたり、cancamに掲載されたワンピの写真とか(cancamですよ、cancam。20代前半か10代のコが着るような・爆)。

写メを見ても普通にメールの返事をし、電話にはあえて出ませんでした。

極端なソウ状態なのがすぐに分かったし、距離を置かないとこっちまで火傷しかねないから。振り回されるのは、はっきり言ってもう勘弁。私だっていつもいつも受け入れてあげられる余裕があるわけじゃないのよ。

『なんか冷たいニャン』

私のそっけない態度に、ちょっと傷ついたかな。。。。なんて思っていました。

今日、地元の友達からのメールにショッキングな話が。

「何度も交通事故起してるのは、”当り屋”稼業で補償金で優雅に暮している」

「入院中も、同窓会名簿で親しくも無かった人や先生にまで見舞いを強要する電話をしていた」

「遠方の人にまで、お見舞いの品をリクエストしてる」

だから、チエのところは大丈夫?って・・・

「4回目の結婚も、お祝いを強要されそうだから、皆で無視することにしたんだ」

ショックでした。

アホでとことん懲りないアホバカなズマですが、人を騙したり計算高い生き方なんて出来ない人間なのに、こんな言われ方して。そんなにずる賢く生きられれば、心の病気で何十年も苦しんだりしないのに。

それを吹聴したのが、ズマの旧友であり一番近くにいた地元の友達でした。

遠くにいる私とは比べ物にならないほど振り回されたのかもしれないし、私が見えなかったズマの部分が見えていたのかもしれない。

でも、一緒のお酒の席でズマが帰った途端に、水を得た魚のように本当か嘘かも知れないことを多くの友達に暴露するってどういうこと!?

伝え聞いた友達は、私を心配してメールをくれたのだけど、読んでいたら悲しくて悲しくて胸が苦しくなりました。

話題に事欠かないズマだから、田舎では目立つし面白おかしく噂話する人も沢山いるのも事実。でも、一番近くにいた人が、尾ひれつけて吹聴するってどういうこと?

痛すぎるよ、ズマ。

吹聴した友達を許せないけど、ズマのことは静かに遠くから見守ることにしました。

四度目は、本当に幸せになって欲しい。でも、やっぱりちょっと、かなり不安な気持ちです。。。

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