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2008年7月28日 (月)

イジメルナ!

今日のお客様。難病の為、不自由な体に肘まで支える杖をついて来られたご婦人。
華やかなお化粧と綺麗な身支度の60代の方。
病院への帰り、リハビリも兼ねて三宮まで出てこられたそう。
遠出の外出は、普段は車椅子。ある暑い陽盛りの日に、車椅子に乗ったまま道端で意識を無くしたところ、知らない人に揺り起こされたそうです。
気が付いて、持ち物を確認したら、ウェストポーチに入れていた財布から、小銭を残して札だけが全部抜き取られていたそうです。。。

かなりご高齢なお爺ちゃん。ズボンのベルト通しにチェーンを付けて財布に繋げていました。
つい最近、市民病院の待合室でポケットに入れてた財布をすられたそう。
「ようポケットから気付かれずに盗れるもんやなー」と盗人に感心してたお爺ちゃんは85歳。。。

久しぶりに電車に乗るので、慣れない切符の自販機に1万円を入れたにも関わらず、小銭に気をとられてお札のお釣りを取りそびれたお爺ちゃん。耳が遠くて、釣銭取り忘れの警告音も聞こえなかったみたい。
直ぐに戻ったけど、もうお釣りは無かったそうです。

年金支払日に、普段行方不明の息子が無心しに来て、家に居られないと嘆くお婆ちゃん。
どうやら暴力も振るわれるらしい…
自由になる自分のお金がないからと、外に用事がある日には、小さな塩むすびを持参して外出するそう。私なら二口で食べちゃうような小さなおむすびを、カウンターに載せて見せてくれました。
「下の広場で食べるねん」気を付けてね、と声をかけたのに。
直ぐに昼休みになり、午後イチで受付したお客様が、椅子の下から「あの、お握り落ちてますよ…」
(゜□゜)
今日のお昼はコレだけと、私に見せてくれたせいで、バックに入れそびれて落として帰ってしまったみたい…可哀想に(泣)
一応夕方までおむすびを預かってましたが、お婆ちゃんは諦めたようです。。。
40過ぎて年金暮らしの母親に無心するバカ息子。
まぁ、そんな息子に育てたお婆ちゃんではあるけれど…
弱者にタカり、弱いものイジメをする人間のなんて多いこと。
「親の因果が子に報い…」と虚ろな瞳で何べんも繰り返してたお爺ちゃん。

因果応報。

全く!弱いものイジメの報いは、いつか自分に降りかかるわよ!

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