迷うのが青春
なまこ、です。
でろ~~ん。。。
まな板の上で弛緩してます。この大きさで800円。まぐろ中トロと大差ない値段ですね。。。でも、好き。なまこ
包丁の切っ先が当たるとキュ~ンと身を固くして縮こまるのを、磯巾着みたいな口とお尻の部分だけ切り落として開腹。
お酢に漬けられたなまこと、珍味コノワタ。
大根おろしとなまこにスダチをたっぷり絞り、出汁醤油で和えたら、絶品~~
今夜の分もあります
昨夜は娘の最後のピアノレッスンでした。
お世話になったお礼をしたくて、レッスンに行く娘と同行しご挨拶に伺いました。
昨年、高一の春にヤマハのレッスンを辞めて、その秋から近所の個人レッスンの先生にお世話になりました。
今年、高二になる時音大への進路をピアノの先生から打診されたらしく、でも本人は練習にそれほど熱心でもないし、部活も塾もあるしで、特に専門に音楽への道へ進もうとは考えてなかったのでした。
9月にあったピアノの発表会で、演奏後に見知らぬオバアサマから大変ほめてもらったのです。
「素晴らしかったわ~、音大へ進むの?」
過分なリップサービスとは思いながらも、娘は家で見せたことの無いような恥じらいと喜びの表情をしてました。
この見知らぬオバアサマの一言に勇気付けられて、音大への進路を希望し始めたのです。
しかし時期は既に高二の秋。音大受験を準備するのは遅すぎるくらいです。
ピアノのレッスンを増やす他に、声楽や楽典、ソルフェージュなどなど・・・。これから新しく勉強することが山のようにあります。音大へ進む希望なら、今行ってる塾は止めてもらわなければいけません。
音大を受験したいと言いながら、娘は一般の4年制私大への進学の希望も捨てきれないでいたのです。
まだ16歳。。。
洋々たる前途が開けているとはいっても、自分の未来像をはっきりと描くには難しすぎる年齢。選択肢を選ぶにしても、なりたい自分の姿がまだ分からないのですから。
青春は迷いの連続。でも、音大進学を迷うにはタイムリミットがあります。
当然、娘はピアノの先生には進路の相談をしていました。
『進学を希望するなら全面的に協力します。頑張れば、進学も無理ではありません。』
但し、音大へ進んだからには授業は厳しいこと、バイトする時間も無いほどレッスンも必要なこと、親の経済的負担も大きいこと、そして、音大受験と一般大学受験はどちらも併願できるほど甘くはないので、どちらかにするかはっきり決めるようにと諭して頂きました。
私も先生と電話で長いことお話したのですが、先生は可愛がってる生徒が音大へ行くことには大賛成のようでした。先生の娘さんは音大生かと思いきや、文系の私大生とのこと。音大卒業後の進路は、専門分野以外はその先が厳しいとシロウトの私なんかは思ってましたが、先生曰く、『専門知識や技術は自分の財産です。文系私大に行った娘にはOLになるくらいしか能がないんですよ~。この不景気にOLにもなれないんじゃないかしら・笑』
う~~ん。。。そう言われれば私も迷います。
なにより経済的なこと。普通のサラリーマン家庭の我が家では、4年制私大に二人行かせるほど掛かる私立音大の学費の捻出は相当に厳しい。。。安いアップライトのピアノからグランドピアノに買い替えないといけないし。。。ここは無理して一人娘の為に私も一肌脱ぐか!ぬるいシフト勤務の仕事をフル勤務にして、時々は土日もアルバイトすれば何とかなるかも!?
私以上に迷ってる娘本人は、気持ちがジェットコースターのようになっており、9月10月は精神状態も不安定で、ちょっとのことで泣いたりキレやすく(今も変わりないけど)なっていました。
音大進学は(無理すれば)経済的に大丈夫なこと、後は貴女自身の気持ち次第!とハッパをかけ、暫く様子を見守っていました。
そして、迷いに迷って・・・音大への進学はやめる事にしました。
正直ホッとした気持ちと残念な気持ちが半々くらいです。先生に音楽的センスを認めて頂いてたのに、その未知なる才能(あるかどうかわからないけど)は未知のままで終わってしまうし。。。はい、親バカです 私の持っていない才能がある娘の、可能性を信じてみたい気もしていたのです。
自分で決めたことなので、もう迷わないようです。
ピアノは趣味として続け、大学生になったらまた先生のレッスンにお楽しみとして通うそうです。
昨夜最後のレッスンから帰り、玄関で出迎えた私の顔を見るなり「なんか、寂しい・・・」と目を潤ませていました。先生もピアノも好きだったんだよね
でも、もう塾の科目も増やしたし(塾代は倍額に)迷ってる場合ではありませんよ~~
祝日の今日は、ショッピングモールで吹奏楽のクリスマスコンサートに参加するようです。わたしもこれから聞きに行きます
迷いながらも青春は忙しいらしい。
”青春”って言葉自体が、昭和くさい~~と言われるんですけどね。。。
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