物思いに耽る
すっかり暖かくなりました。っていうか、暑くもなりましたね。
パジャマ一枚で夜更けのベランダに出ても寒くない。
まったりとした湿った夜気が体にまとわりつく、ぬるい温度も感じます。
ベランダの桟に両肘を乗せ、顎をついて夜の外を見渡す・・・
光の沢山並んだマンション群と、駅に続く遊歩道と回廊の灯りの煌き。真っ黒い闇の彼方に灯る遠くの街の明かり。湿気に霞んだ明石大橋のシルエット。
此処は何処。
私はどうして見慣れぬこの風景の中にいるんだろう。
家の灯りを消した窓の外に一人いると、暗闇でもない眩しい光の中でもない、中途半端な景色の中に浮いたような感覚になります。
母でもない、主婦でもない、大人でもない、何もかも取っ払ったようなちっぽけな人間。
ちいさいな、自分。
この見慣れぬ景色も、いつか思い出という記憶の片隅に留まる日が来るんだろうか。
なんてね。
ゆっくり浮上できたらいいなと思います。
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