名古屋は切なかった
今年の春に、プラハから名古屋へ引っ越しした友達へ会いに、名古屋へ遊びに行ってきました。
職場では”伝説の派遣さん”と言われる元同僚。
カルチャーセンターやお稽古事もし尽して、もて余す時間を費やすために、派遣として働いていたという、羨ましいほどのオクサマ。
久しぶりに会ったオクサマの、優雅な身のこなしと品の良さは相変わらずでした。
名物の”ひつまぶし”も食べたかったけど、小鍋や天ぷらなどの付いたセットにしました。豪華で目も楽しませてくれるでしょう~♪
女4人、職場の人間模様など、かしましく近況報告のお喋りに花が咲きました。
『遠いとこから来てくれたんだから お金持ち
だから気にしないで
』なんとオクサマがみんなの分をご馳走してくれたんです
その後、オクサマのゴージャスなマンションに場所を移して話の続き。
六甲道のマンションも相当素晴らしかったけど、名古屋の新しいお宅も明るくて温かくて快適。ヨーロッパでのコレクションも増えて、飾り棚には素晴らしい食器の数々が美しくディスプレイされています。
手作りのチーズケーキを頂きながら、優雅なお茶の時間。。。
聞き上手で他人への気配りや配慮に細かいオクサマは、自分のしんどいことは絶対辛い話として言わない人。
外国からの引っ越しの最中、自身にも大きな変化があったそうです。
『人間は、遅かれ早かれいつかは死ぬし。病気で死ぬこともあれば、長生きすることもある。幸い病気が治っても事故で死ぬかもしれへんし。病気になったことを受け止めて、無理せず死んでもいいかな。自分の人生に後悔は無いから』
強いなぁ。死生観にもオクサマの凛とした態度と生きる姿勢が見えるようです。
人生も折り返しを過ぎると、茶飲み話でもこんな深い話をすることもあります。
「若いころに戻りたいとは思わない」自信過剰気味な私も、いつ死んでも後悔は無い…と言いたいところですが。。。家族への責任や世俗のしがらみ等から解放されなければ、悔いは残るだろうな。
まぁ大半はお気に入りのドラマの話や、名古屋でのカルチャーショックの話だったんですが
「名古屋で読売新聞を購読すると、石を投げられるらしい」とか、「名古屋ではパスポートがいる
らしい」とか
一人の有意義な時間が好きなオクサマも、友人のいない名古屋では寂しそう。。。でも、絶対『寂しい』なんて言わないんですけどね
駅まで送ってもらい、手を振りながら帰る後姿が寂しそうで、私の方が切なさで泣きそうになりました。
来年はまた神戸で会いたいな。
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